SGH TODAY
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2019/03/23
SGH甲子園
 今年度もSGH甲子園に本校高1生4名が研究成果ポスタープレゼンテーションの部門で出場しました。テーマはNo One Left Behind – surviving in a global society –です。グローバル化やグローバル人材という言葉が氾濫する世の中で、日本がグローバル化に遅れているというのはどういうことなのか、グローバル人材って何?という疑問から、研究がスタートしました。高校生にとって、ポジティブなイメージを持つ「グローバル」が意味することは幅広く、経済や社会に影響を与える「グローバル化」の意味や具体例、「グローバル人材」が求められる背景、高校でも推奨されている海外留学の必要性など、様々な論文や調査結果を調べていきました。現段階で4人が考えたことは、日本社会はグローバル人材global human resourcesだけでなく、グローバル市民global citizensが必要ではないかということ。それを根拠とともに説明し、そのために高校ではどのような教育が必要なのか、自分たちの状況を想定して、具体的な提案を挙げました。今自分たちが生きている時代はどのようなものなのか、なぜグローバル教育を受けているのかを自分たち自身で再確認するような研究になったかと思います。今回挙げた提案を今後実行するのか、楽しみにしています。
2019/03/18
Global Discussion
 3月Global Weekの特別企画として、高1学年でパネルディスカッションを開催しました。全体のテーマ「6C の力とGlobal Studies」に基づき(6CとはCommunication, Collaboration, Content, Critical Thinking, Creative Innovation, Confidenceのこと)、1時間目は各クラスでディスカッション。代議員がファシリテーターとなり、2時間目のパネルディスカッションに向けてクラスの考えをまとめていきました。拡散系のディスカッションの後、代議員がうまく議論を集約していきます。2時間目は学年全体でパネルディスカッション。第1部は各クラスの代表者が登壇し、代表ファシリテーター2名が議論を進めていきました。この代表ファシリテーターはこの度志願してくれた2名。事前に何度も打ち合わせを行い、クラスディスカッションの時間中も各教室を回り、2時間目に備えてくれていました。時間に対し議論がたくさんあったのですが、うまく時間内にまとめてくれました。また、クラス代表もクラス内での意見を出しつつ、その場の議論にも合わす形で話をしてくれました。第2部は教員によるパネルディスカッション。ファシリテーターは学年主任です。普段教員同士が1つのテーマについて議論をしている姿を生徒は見ることがないので、興味津々な様子でした。最後に、生徒代表ファシリテーターがまとめを行い、終了。初めての企画でどうなるかと思いましたが、大成功でした。高2での学年目標が見つかったように思います。代議員、クラス代表登壇者、代表ファシリテーターの皆さん、ありがとうございました!
2019/03/09
2019年度Global Studies研究発表会
 4年目の開催となる2019年度のテーマは「世界の幸せのために」。高1生・高2生ともに持続可能な開発目標(SDGs)に基づいた課題研究の成果を発表しました。高1生はポスター発表です。大枠の4つのテーマから各チームが小テーマとリサーチクエスチョンを設定し、根拠とともに説明していきました。この日にいたるまで、何度もリサーチクエスチョンを検討し、時には一から調べ直すという作業を繰り返しました。研究の苦しさと楽しさの両方を経験し、クラス内でのリハーサルを経て、本番に挑みました。
 高2生は昨年度のSouth Osaka Challengeの経験をもとに、英語によるスライドを用いた口頭発表を行いました。SDGsの中から各自が取り上げたいテーマをクラス内で発表し、面白そうなテーマにそれぞれが集まるという形でチームが編成されました。寸劇を取り入れる、実物を持ってきて説明するなど、工夫が光りました。今年度もそれぞれが課題研究と発表を通じて大きな学びを経験する様子を見ることができました。
2019/03/08
「いよいよ明日!!」
 高校2年では、あすの研究発表会のため、連日準備を進めています。英語での発表の2年目。苦戦しながらも、それぞれに工夫し、趣向を凝らしています。多くの方々のご意見を頂けるよう、がんばります!!
2019/03/05
グローバル座談会
 将来留学をしたい、国際関係の仕事につきたいという生徒のために、名古屋大学の土井康裕先生にお越しいただき、座談会を開催しました。高校生が留学をする意義は何か、使える英語にするためにはどうやって勉強するか、多様性をどのように捉えるのか。学校・大阪・日本という狭い範囲内でしか捉えていなかったことを、枠を取り外してみると、また違ったものとして捉え直すことができることに気づけたと思います。どうすれば自分がしたいことに到達できるか、国際という面から中高生に熱く語ってくださった座談会でした。
2019/02/11
Munk 14th に参加しました
 今年度も公文国際学園主催の模擬国連(Model United Nations of Kumon)に参加しました。本校の生徒が参加するのは4度目です。模擬国連とは担当国の国連大使に扮した高校生が議題について自国の利益を損なわずかつ世界全体の平和維持につながるように、他国の大使と交渉を繰り返して決議文を作成するというものです。国連での議論を模した一種のシミュレーションゲームで、議題についての知識のみならず担当国や利害関係のある国の現状をよく知っておく必要があります。今回の議題はテロリズム。本校の生徒はリビア大使として参加し、近年世界で頻発するテロについて、若者への影響・貧困との関わり・医療問題に関して134ヵ国の大使が交渉・調整・議論を繰り返し、3つの決議文を作成しました。難しい議題の前で妥協せず、予定調和的に進まないのが模擬国連の面白いところ。その魅力を体験することができた1日でした。
2019/01/25
デンマークのアイスビャオフース・エフタスコーレとの交流授業
 今日はデンマークからアイスビャオフース・エフタスコーレから21名の生徒さんと2名の先生が来校されました。今回で4回目となります。3限は高1生と英語の授業。清教生4名のグループにデンマーク生2名が入り、日本の四季折々の行事をデンマーク生に英語で説明し、ワールドカフェ形式で次々に伝えていきました。なかには節分の恵方巻きのように説明が難しいものも…。デンマークでひな人形を作っておられる方がいるといった意外な話も聞くことができました。続いて、様々な指標からデンマークと日本の比較を行う課題に取り組みました。世界幸福度ランキング、GDP、国際競争力等々、デンマークと日本がどの程度の差があるのか実際の数値から考え、幸せとは何かついて最後に考えを交換しました。清教生にとっては日本のことを客観的にとらえる良い機会となりました。
2019/01/23
交流会&部活動紹介(復旦高級中学)
 放課後はグローバルイベント委員主催の交流会。学校紹介の後、復旦生によるダンスや歌のパフォーマンス。日本語の歌や日本でも知られている曲に合わせたダンスで盛り上がりました。その後、2チームに分かれて部活動見学を行いました。日本の部活動に関心のある生徒さんが多いようで、熱心に見学してくれました。あっという間に時間が過ぎ、お別れの時間。互いに連絡先やプレゼントを交換し、お見送りをしました。勉強面でも文化面でも学ぶことがたくさんあった1日でした。次は10月に清教生が訪問します!
2019/01/23
5・6限 交流授業(復旦高級中学)
 5・6限は6クラスで交流授業(英語、物理、化学、現代文、古文、日本史)を行いました。英語の授業では中国語も話せる教員が日本語の歌の訳語(中・英)から文化的な違いを比較しました。古文の授業では吉田兼好の『徒然草』の解釈を清教生が復旦生に伝え、無常観について説明する場面も。重力と紙飛行機、化学の周期表、オノマトペ、日台の文化比較と多岐にわたる内容で、復旦生と清教生が互いに学び合いました。
2019/01/23
台湾・復旦高級中学から36名の生徒さんが来校されました!
 待ちに待ったこの日、台湾の復旦高級中学から36名の生徒さんと2名の先生が来校されました。歓迎セレモニーの後、復旦と清教のバディが対面し、ともに昼食を囲みました。中には、昨年10月に出会った者同士も。英語で会話するだけでなく、日本語を話せる復旦生、中国語を話せる清教生がいたりと、ともに使える言語を使ってコミュニケーションを図りました。昼食の後は、交流授業です。
2019/01/22
台湾・復旦高級中学のお出迎え…最終チェック!
 明日23日に来校される台湾の復旦高級中学の生徒さんたちのバディを務める36名のグローバルイベント委員が、受け入れに向けて最終確認をしました。昨年10月に清教生が訪れた際、大歓迎のおもてなしを受けました。今度は清教生の番です。当日の準備、5・6限の授業の場所、その後の交流会の段取り…等々入念に確認。明日が楽しみです。
2019/01/18
SGH全国高校生フォーラムの活動報告
 12月15日(土)、東京国際フォーラムで開催された「SGH全国高校生フォーラム」に参加した4人の高1生が、学年集会でその様子を報告し、当日行った発表を400名の前で披露しました。高1生全員、3月9日のGlobal Studies研究発表会で課題研究の発表をすることになっていますが、それに先駆けて4人が発表したことで、学年全体で発表のイメージをつかむことができたと思います。また4人がすべて英語で発表したことで、刺激を受けた高1生も。3月9日に向けて、それぞれ頑張ってください!
2019/01/12
グローバルヘルス高校生フォーラム
 高槻高校主催の「グローバルヘルス高校生フォーラム」に高1生4名が参加しました。オープニングセッションで、WHO健康開発総合研究センターの茅野龍馬氏と京都大学大学院医学研究科の木原正博先生の基調講演を聞き、「グローバルヘルス」の概念について学びました。その後、8つのテーマ(日常生活と健康、労働と健康、衛生と健康、感染症と健康、依存症と健康、薬と健康、災害と健康 、国境を超える移動と健康)に基づいた小テーマごとにグループが編成され、論点に従って議論を進めました。最後にグループごとに発表。本フォーラムは最初の講演から最後の発表まですべて英語で行われたのですが、難しさをものともせず取り組む高校生の姿を見て、次世代の頼もしさを感じた1日でした。
2018/12/17
51期 Global Lecture 「未来の主役は私 ~私たちは未来をどのようにDesignするのか~」 
 夏期Global Lectureは「幸せ」をテーマに高校生である私たちは世界の幸せについて何をすることができるのかを考えました。この度は、名古屋大学のヨーロッパセンター長で、社会経済システム専攻で教鞭をとられている土井康裕先生をお招きし、「グローバル化が私たちのキャリア(進路)に及ぼす影響とは?」「グローバル化が急速に進展していく世界で、私たちは今、何をしなければならないか?」というテーマでレクチャーしていただきました。
 本校の生徒は、今自身の将来を考えていかなければならないものの、現代社会の急速なグローバル化に適応するためには何が必要なのだろうか?グローバル社会の第一線で活躍されている土井先生の熱いお話は、ダイレクトに私たちに響きました。卒業生でもある土井先生からは、「単に英語だけ学べば良いのではなく、思考の基盤となる日本語の定着が大切である」とお話があり、「自分とは違う普通を理解し、他とは違う自分の普通を持ったまま、同じ目的を持ってともに学び、働いていかなければならない」と教えていただきました。さらに、「学ぶということはまず真似るからはじまる」と教えていただき、様々な事象をジブンゴトとして主体的に考え、まずは一歩を踏み出していこうと励ましてくれました。
 その後、クラス戻りGroup Workを行い、成果物としてPosterを作成・掲示しました。今回のALの獲得したいスキルはCritical ThinkingとPresentationでした。学年が掲げる6Cが実践できる貴重な時間を共有することができました。土井先生!本日はありがとうございました。
2018/12/15
SGH 全国高校生フォーラムに参加しました!
 東京国際フォーラムで開催された「2018年度SGH全国高校生フォーラム」に本校から4人の高1生が参加しました。全国から141の高校が集まったこのフォーラムは、メインのポスター発表やディスカッションのみならず、開会式や講評等すべて英語で行われ、東京の学校の生徒さんが進行し、次世代を担う高校生が集っていることを実感できるイベントでした。私たちのチームのテーマはLibraries Can Change the Philippines – An idea to address the educational problem in the Philippines – で、今夏フィリピンのセブ島のスラム街を訪問した経験をもとに、図書館を使った教育機会の提供の可能性について検証しました。今回の発表ではプロジェクトの前提部分を検討することができたので、次は実行に向けて動き出す予定です。午後のディスカッションでは、10のテーマのうち貧困について少人数で話し合いました。このフォーラム全体を通じて、世界や日本の様々な問題について同世代の高校生の意識の高さを実感でき、参加した4人もこの経験を今後に活かしていってくれると期待しています。
2018/10/25
大阪大学文学部西洋史学研究室訪問
 基礎工学部の後は文学部西洋史学研究室へ。文献に囲まれた研究室の中で、藤川隆男先生から文学部や西洋史学についてお話を伺いました。また、高校生が世界史を学ぶ意義について、世界の歴史を高校生で体系的に学ぶ国は珍しく、その知識自体を必ずしも知っておく必要はないが、これほど世界が動いている時代に世界の歴史を知ることで全体を把握する力が付き、その力や知識を持っておくことは自分が何かの判断をする時に必ずプラスに働くと語ってくださいました。院生さんも気軽に話かけてくださり、研究室を自由に見学することができました。藤川先生、院生の皆さん、ありがとうございました。
2018/10/25
大阪大学基礎工学部(システム科学領域)訪問
 午後からはキャンパスツアー。基礎工学部システム科学領域の佐藤宏祐先生の研究室を訪問しました。まずは佐藤副学長より大阪大学の沿革や基礎工学部全般についてお話を伺いました。その後、生物学者・哲学者ユクスキュルが唱えた「環世界」から人間の「知覚」に話題を移し、佐藤研究室でどのような研究をしているか、高校生にとって分かりやすい例をもとにお話してくださいました。続いて、助教のプンポンサノン ・パリンヤ先生の案内で実際に研究室に入り、3Dプリンターやプロジェクター等を使った実験について院生さんから説明を聞き、一部体験もさせていただけました。佐藤先生、パリンヤ先生、院生の皆さん、ありがとうございました。
2018/10/25
大阪大学 Social Entrepreneurship and Innovation
 今年度も大阪大学の伊藤ゆかり先生・樺澤哲先生の講義(英語)を清教生が受講しました。今年度の講義テーマはSDGsのGoal11「住み続けられる街づくりを」で、この日は車いす地図アプリを開発された三木谷毅さんをゲストにお迎えし、開発にまつわるお話を聞きました。日常的に地域を回っておられる郵便局員の方の協力を得て、車いすで安全に目的地に到着するための情報をアプリに掲載しておられるとのことです。人生100年時代となり、車いす生活を送る人が増えるかもしれない未来に対し、三木谷さんは開発に尽力されています。レクチャーの後は英語でのディスカッション。5つのグループに分かれて、阪大生と清教生がレクチャーの内容を参考に、伊藤先生・樺澤先生のファシリテートの下、「住み続けられる街づくり」についてアイディアを出し合いました。清教生は事前に準備したことを阪大生に聞いてもらい、グループでまとめました。最後に三木谷さんがまとめを。アイディアを実現するためには、ヒト・モノ・カネが必要です。特にカネをどのように集めるかにより、持続可能性が変わってきます。ICTを活用した実例を示しながら、アイディアに深みを与えるようなヒントを教えてくださいました。伊藤先生、樺澤先生、三木谷さん、ありがとうございました。
2018/10/22
現代青雲高等学校 来校
 10月22日(木)韓国から現代青雲高校生80名が来校されました。6限目に高1・高2の各授業に入り、教科を通してレベルの高い交流ができました。それぞれの高校生が考える文化の違いや平和への価値観などを共有し、お互いに大いに刺激ある交流となりました。放課後には本校グローバルイベント委員を中心に歓迎のセレモニーが執り行われました。お土産交換や学校紹介を通じて楽しい時間を過ごすことができました。この交流も3年目を迎え、本校生徒の国際交流に対する自覚も高まってきたように感じます。次はどんな国の生徒が訪れてくれるのか今から楽しみです。「友情に国境はない」という生徒の言葉が非常に印象的でした。現代青雲高校の皆さん、来年もお待ちしています。カムサハンミダ!
2018/10/22
Global Studies Ⅰ で交流授業!
 韓国の現代青雲高校より今年度も多くの生徒さんが来校されました。交流授業では、高1・高2の9つのクラスに分かれ(現代文、古文、数学、英語、日本史、政治経済、Global Studies)、一緒に授業を受けました。9人の現代生が参加したGlobal StudiesⅠでは、1年間のメインテーマ「幸せとは何か」についてグループ・ディスカッションを行いました。自己紹介・アイスブレイキングゲームの後、まずは韓国・日本の高校生活の共通点・相違点を双方で理解することからスタート。学習時間や授業の様子、部活動等を取り上げ、どのような高校生活を送っているか紹介し合いました。その後、国連が発表する「世界幸福度ランキング2018」で韓国・日本のランキングや上位の国を確認。そこから本題へ。なぜ北欧国々と異なり韓国・日本のランキングは低いのか、そもそも「幸せ」とは何か、将来幸せな人生を送るために高校時代に必要なことは何かついて話し合いました。短い時間でしたが、現代生・清教生ともに良い雰囲気の中で語り合い、最後にはポスターを作って終了。現代生の皆さん、また来てください!
2018/08/08
セブ島スタディツアー11 帰国とこれから
 12日間の前向きな取り組みとチームとしての協力体制は賞賛に値するものでした。25名全員が一回りも二回りも成長して帰国したことは間違いありません。しかし帰国して終わりではありません。学んできたことを伝えるという大仕事が待っています。荷物の整理とともに、頭と心も整理して、2学期にはセブ島スタディツアー第1期生としての役割を果たしてくれることでしょう。まずは、募金に協力してくれた全校生徒へ感謝を伝え、ボランティアだけでなくスタディツアー全体の報告を行います。10月には、インターアクト部が地区の10校と実施する「リーダーシップフォーラム」での活動報告と、その後のワークショップに参加します。さらに、事前学習から貧困問題を研究してきた3人は、今回の現地での実体験を含めて課題を整理し、12月に「SGH全国高校生フォーラム」にて英語で発表を行います。同じく12月には、サンホセ大学附属高校の生徒たちを本校に迎えることになっています。今回の経験と学びが、また新たな経験と学びにつながっていきます。
2018/08/07
セブ島スタディツアー10 現地校交流2日目
 サンホセ大学附属高校での交流2日目は、体育の授業から始まりました。清教生25人とバディ25人で、体育の先生によるダンスの授業です。フィリピンで人気のスポーツはバスケットボールやバレーボールなので、何の球技かと楽しみにしていた男子は、ダンスだとわかってがっかりしていましたが、先生の指示やバディの助言をしっかりと聞き取って、歌やダンスが大好きなフィリピン人に負けずに頑張っていました。また、フィリピンに来てからも最後の最後まで準備を続けてきた文化紹介では、25人全員が必死に取り組んだ結果、サンホセの小学生一人ひとりが大変喜んでくれて大成功となりました。楽しい時間であればあるほど、あっという間に過ぎてしまいます。中身の濃かった2日間の現地校交流は、最後のセレモニーをもって幕を閉じました。終了後も、予定時刻を大幅に過ぎてもなかなかバディと離れられずにいました。出発前に「フィリピンでは違いを楽しもう」と引率者から言われていましたが、単に違いを楽しむだけでなく、そんな小さな「違い」など気にならないぐらい意気投合でき、同じアジアに住む高校生として友情が芽生え、2日間お互いに精一杯それを育みました。今回参加した25名の清教生はこれからも世界とのつながりを増やしていくことでしょう。サンホセ大学附属高校生との友情が、その大きな1つとなることは間違いありません。
2018/08/06
セブ島スタディツアー9 現地校交流1日目
 今日と明日はサンホセ大学附属高校との交流です。校長先生や生徒会長に加え、25人のバディたちが、フィリピンの国歌で始まるフォーマルな歓迎会を用意してくれました。1人1人名前を呼ばれて、舞台に上がるのは緊張した様子でしたが、バディと対面した後は一気に打ち解け、昔からの友人であったかのように仲良くバディとともにキャンパスツアーに出かけました。午後のプログラムは、「お互いの国の遊びを教えあう」というものでしたが、昼休みに自然と遊びの教えあいが始まり、放っておけばいつまでも遊んでいられるほど盛り上がっていました。現地のコーディネータからは、「日本の高校生の中には、現地校に来ても自分からは話しかけられず、なかなか打ち解けられない人たちも多い中で、清教生は本当に積極的ですばらしい」とのお褒めの言葉をいただきました。先週の語学学校で得た自信と、この研修を充実したものにしたいという一人一人の前向きな姿勢により、1日目から想像していたのよりもはるかに濃い交流となりました。
2018/08/05
セブ島スタディツアー8 墓場で暮らす子供たち(2)
 今回NGO団体SLPC(Sustainable Livelihood Projects Cebu)さんのお力を借りて、ボランティアをさせていただきました。スタディツアー参加者による事前学習の中で、セブの貧困地域について調べ、支援を必要とする子ども達がどれほど多いかを知りました。
 用意されたボランティアプログラムに参加するだけでいいのだろうか?自分達がすべきことは他にもあるのではないか?そう考え、自分達にできることを話し合いました。まずは、各自が自宅で使わずに置いてある洋服や文具など、スラムの子ども達に使ってもらえそうな物をスーツケースに入れて持っていこうと決めました。「弟の使いかけのノートでもいいかな」「タオルは何枚あっても使ってもらえるんじゃない?」「私のランドセル、きれいに保管してあるんだけど使ってもらえるかな」など様々な意見が出ました。
 また、自分達だけでなく、学校のみんなにも知ってもらって協力してもらいたい、と考え、中高各学年の集会で時間をいただきプレゼンをしました。「全校生徒2000人の一人ひとりがお小遣いから50円を募金してくれたら10万円になります。私達ができることは限られているかもしれませんが、一緒にフィリピン・セブ島の貧しい子ども達の生活を少しだけ良くする手助けをしませんか」という訴えを多くの清教生が聞き入れてくれました。
 そして、なんと113,421円の募金が集まりました!清教生の協力してくれる姿勢に感謝をしつつ、ボランティア当日、SLPCの代表の方に募金をお渡しすることができました。「一ヶ月に二度、子ども達に大がかりな炊き出しを行っているが、その資金調達に頭を悩ませているので、利用させてもらいます。ぜひ、またこの墓地スラムに帰ってきてください。全ての子ども達を完全に支援することは不可能かもしれませんが、まず多くの人に知ってもらうこと、そして持続的に支援し続けることが必要なのです。将来社会に出た時にも、どうかこういった問題に関わりを持つ人でいてください」というお言葉をいただきました。
2018/08/05
セブ島スタディツアー7 墓場で暮らす子供たち(1)
 今日は多くの参加者が志望動機としても挙げていた、今回のスタディツアーの目玉、ボランティアです。貧富の差が甚だしく、方々にスラムの存在するフィリピンですが、今日訪問するのは中国人墓地に住み着いた貧困層の子ども達。一区画5メートル四方はあろうかという大きなお墓に、かつてこの地に移り住んだ裕福な中国人達の遺骨が埋葬されています(写真で生徒たちが腰かけているのもお墓です)。参る人がいなくなったところに住居を求めて多くの貧困層が集まってきたそうです。「家」と呼ぶには心もとないような家を墓の屋根の上に自分達で建て、地域の牧師やNGO団体の支援を受けて電気を通しています。しかし、大雨が降ると近くの川が増水し、床上まで泥水が上がってくるのだそう。
 少人数に別れて家庭訪問をする中で、自分達とそう変わらない年齢の若者がどんな暮らしをしているのかを知りました。あるグループでは、15歳で親に捨てられ、洗濯を請け負う等して小銭を稼ぎ、なんとか小さな弟を育て上げたという20歳の女性の話を聞きました。今は二児の母。弟を含め三人を育てながら、自らも体調が優れない状態。それでも「大学に入学したい。より良い職について、我が子には自分と同じ苦労をさせたくない」とまっすぐな目で語ってくれました。普段何不自由なく生活している自分達は何をすべきなのかを考えさせられました。
 広い墓地スラムの至るところに小さな子ども達があふれています。私たちが訪問するとすぐに手をつないで名前を聞いてくる子ども達。両腕を広げて抱っこを求める子も。かなり痩せて、十分に栄養を得られていないであろうことは容易に想像できます。でも、彼らにはそんなこと関係ないのです。人懐っこいその目は世界中のどこの子ども達ともかわりません。音楽が聞こえれば踊り出すし、遊ぼうと誘われれば思いっきり楽しんで遊びます。ちゃんと希望を持って生活しているのです。
 自分の目で見て、匂いをかいで、肌で感じて、書籍やメディアで得られる以上のことを学ぶことができました。この学びを忘れることなく、また、自己完結するのではなく見聞きしたことを伝達し、自らの今後の生活にも活かしていきたいと決意した生徒たちでした。
2018/08/04
ロンドン観光と修了式
 今日はお楽しみのロンドン観光の日です。午前中大英博物館を見学した後、午後はいくつかのコースに分かれてロンドン市内を巡りました。バッキンガム宮殿、ウエストミンスター宮殿、オックスフォードストリート周辺、テムズ川、コベントガーデン等々。英国在住の日本人ボランティアに案内してもらい、ロンドンを満喫しました。夕方からは修了式がスタート。大沼教授から修了証書をもらい、参加者一人1人が英語でスピーチをしました。達成感とともに、今後の目標や課題を見出した参加者が多かったようです。お別れパーティーでは、日英の生徒が共に過ごした時間を振り返り、別れを惜しみ合っていました。晩には参加者がサプライズパーティーを開き、主催者の方々に感謝の気持ちを伝えました。この10日間、同じ経験を共有した者同士、今後も関係が続いていくと思います。大沼先生、宮原さん、ボランティアの皆様、ありがとうございました!
2018/08/04
セブ島スタディツアー6 セブ島の歴史とキリスト教
 語学学校を後にする日が来ました。昨晩は最後の授業を終えてから、現地校での日本文化紹介をどうしたらうまくできるか、折り紙を片手に議論しました。部屋に戻ってからもけん玉やお手玉の練習に精を出し、寮での最後の夜も忙しく過ごしました。
 宿泊先のホテルに移動後、荷物を置くとすぐに、セブ市一番の観光スポットに出かけました。最初に訪れたのは「サン・ペドロ要塞」。色とりどりの花に彩られ観光地化しているものの、大砲などは16世紀のままに保存されており、スペインの侵攻を受けながらも必死に国を守ろうとした当時のフィリピンの緊迫感や緊張感が伝わってくるようでした。
 次は「マゼラン・クロス」。 世界一周の最中、500人とも言われるセブ島民のキリスト教改宗に成功した冒険家マゼラン。最初に王や王女らが洗礼を受けたとされる地に建てられた木製の十字架は、万病に効くと噂され、削って持ち帰る人が絶えず、この十字架を守るために、周囲を囲む八角堂が建築されたそうです。
 マゼラン・クロスのすぐ隣にはフィリピン最古の教会「サント・ニーニョ教会」。いずれの場所においても、大勢の観光客に気をとられることなく真剣な面持ちで祈りを捧げる地元の人々の姿は、底抜けに明るくてよくしゃべるフィリピン人の普段のそれとはまるで違い、いかに信仰を大切にしているかが伝わってくる一幕でした。フィリピンは国民のおよそ9割がカトリック教徒です。キリスト教には慣れ親しんでいる清教生ですが、カトリックの教会は一味違いました。膝をついて、手を組み頭を垂れて、静かに神に祈ります。短いシティーツアーでしたが、フィリピンの真髄を感じることができました。
2018/08/03
シンポジウム ‘Our Life in an Aging Society – How the young generation solves various problems associated with Aging?’
 昨日同様、午前中に語学研修と講義Biological Evolutionを受けた後、午後からは高齢化社会に関するシンポジウムが開催されました。医学・社会学・機械工学等からの見地から高齢化社会にどのように対応するか様々な講義を受けました。また、一昨日のGrand Challengeでまとめた高校生からの提案を9つのグループが発表し、テーマにもなっている若い世代がどのように高齢化に伴う問題を解決するのか、日英の専門家の前で提言しました。4時間強におよぶシンポジウムで、専門的な話を多かったですが、高校生も臆せず質問を行い、この問題に向き合っていたのが印象的でした。
2018/08/03
セブ島スタディツアー5 語学学校最終日
 マンツーマンやグループでの英語レッスンは早くも今日で最終日。4日間の英語づけで、各自がリスニング力やスピーキング力の伸長を感じているようです。参加者全員が、底抜けに明るくて心の暖かいフィリピン人講師のレッスンの虜になり「まだ帰りたくない」「1週間なんて短すぎる」と口々に話しました。語学学校からいただいた英語の卒業証書に加え、先生と一緒に撮った写真は一生の宝物になりそうです(早速、スマホの待ち受け画面にしている生徒もいました)。名残惜しい気持ちをよそに、明日からもプログラムが目白押しです。今度は今日まで培った英語力を発揮する番です。どんなに拙い英語でも理解しようとしてくださる講師の先生方が相手ではありません。そこは、この4日間で身に付けた物怖じしない強い心が役に立ちそうです。
2018/08/02
研修も後半戦へ
 7日目の午前中、日本人生徒は英語の研修、英国人生徒は日本語の研修を受けました。その後、「ゲーム理論とがん細胞」の講義を受けた後、世界で活躍する書家である前田鎌利さんの書道ワークショップを受けました。日本人生徒と英国人生徒がコラボして、グループに分かれて書の作品を完成させました。午後は、前田鎌利さんによる書のパフォーマンスを間近で見る機会に恵まれました。その後は世界的な日本人芸術家4名によるパネルディスカッション(英語)です。前田さん、バイオリニストの植田リサさん、映画監督・脚本家・俳優の梶岡潤一さん、シェフの石井義典さんが、これまでに歩まれてきた経験と芸術を通して伝えたいことをそれぞれ語ってくださいました。「表現の強さ」を直接感じることができ、これが世界で活躍する原動力であるように感じました。パネルディスカッションの後は梶岡さんの最新作「杉原千畝を繋いだ命の物語」を見ました。夕食後は今回のボランティアスタッフでもある日本人留学生による座談会が開かれ、海外進学のきっかけや方法、日本・英国・米国の大学の違い、英語の勉強法についての話を聞きました。また、昨年度の英国人の参加者がこの座談会に出席をしてくれ、現在通っているオックスフォード大学入学のために何が必要かについてアドバイスをくれました。6人の大学生・院生が進学を考えている高校生に対し様々なメッセージを投げかけてくれました。