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2019年03月
2019/03/23
SGH甲子園
 今年度もSGH甲子園に本校高1生4名が研究成果ポスタープレゼンテーションの部門で出場しました。テーマはNo One Left Behind – surviving in a global society –です。グローバル化やグローバル人材という言葉が氾濫する世の中で、日本がグローバル化に遅れているというのはどういうことなのか、グローバル人材って何?という疑問から、研究がスタートしました。高校生にとって、ポジティブなイメージを持つ「グローバル」が意味することは幅広く、経済や社会に影響を与える「グローバル化」の意味や具体例、「グローバル人材」が求められる背景、高校でも推奨されている海外留学の必要性など、様々な論文や調査結果を調べていきました。現段階で4人が考えたことは、日本社会はグローバル人材global human resourcesだけでなく、グローバル市民global citizensが必要ではないかということ。それを根拠とともに説明し、そのために高校ではどのような教育が必要なのか、自分たちの状況を想定して、具体的な提案を挙げました。今自分たちが生きている時代はどのようなものなのか、なぜグローバル教育を受けているのかを自分たち自身で再確認するような研究になったかと思います。今回挙げた提案を今後実行するのか、楽しみにしています。
2019/03/18
Global Discussion
 3月Global Weekの特別企画として、高1学年でパネルディスカッションを開催しました。全体のテーマ「6C の力とGlobal Studies」に基づき(6CとはCommunication, Collaboration, Content, Critical Thinking, Creative Innovation, Confidenceのこと)、1時間目は各クラスでディスカッション。代議員がファシリテーターとなり、2時間目のパネルディスカッションに向けてクラスの考えをまとめていきました。拡散系のディスカッションの後、代議員がうまく議論を集約していきます。2時間目は学年全体でパネルディスカッション。第1部は各クラスの代表者が登壇し、代表ファシリテーター2名が議論を進めていきました。この代表ファシリテーターはこの度志願してくれた2名。事前に何度も打ち合わせを行い、クラスディスカッションの時間中も各教室を回り、2時間目に備えてくれていました。時間に対し議論がたくさんあったのですが、うまく時間内にまとめてくれました。また、クラス代表もクラス内での意見を出しつつ、その場の議論にも合わす形で話をしてくれました。第2部は教員によるパネルディスカッション。ファシリテーターは学年主任です。普段教員同士が1つのテーマについて議論をしている姿を生徒は見ることがないので、興味津々な様子でした。最後に、生徒代表ファシリテーターがまとめを行い、終了。初めての企画でどうなるかと思いましたが、大成功でした。高2での学年目標が見つかったように思います。代議員、クラス代表登壇者、代表ファシリテーターの皆さん、ありがとうございました!
2019/03/09
2019年度Global Studies研究発表会
 4年目の開催となる2019年度のテーマは「世界の幸せのために」。高1生・高2生ともに持続可能な開発目標(SDGs)に基づいた課題研究の成果を発表しました。高1生はポスター発表です。大枠の4つのテーマから各チームが小テーマとリサーチクエスチョンを設定し、根拠とともに説明していきました。この日にいたるまで、何度もリサーチクエスチョンを検討し、時には一から調べ直すという作業を繰り返しました。研究の苦しさと楽しさの両方を経験し、クラス内でのリハーサルを経て、本番に挑みました。
 高2生は昨年度のSouth Osaka Challengeの経験をもとに、英語によるスライドを用いた口頭発表を行いました。SDGsの中から各自が取り上げたいテーマをクラス内で発表し、面白そうなテーマにそれぞれが集まるという形でチームが編成されました。寸劇を取り入れる、実物を持ってきて説明するなど、工夫が光りました。今年度もそれぞれが課題研究と発表を通じて大きな学びを経験する様子を見ることができました。
2019/03/08
「いよいよ明日!!」
 高校2年では、あすの研究発表会のため、連日準備を進めています。英語での発表の2年目。苦戦しながらも、それぞれに工夫し、趣向を凝らしています。多くの方々のご意見を頂けるよう、がんばります!!
2019/03/05
グローバル座談会
 将来留学をしたい、国際関係の仕事につきたいという生徒のために、名古屋大学の土井康裕先生にお越しいただき、座談会を開催しました。高校生が留学をする意義は何か、使える英語にするためにはどうやって勉強するか、多様性をどのように捉えるのか。学校・大阪・日本という狭い範囲内でしか捉えていなかったことを、枠を取り外してみると、また違ったものとして捉え直すことができることに気づけたと思います。どうすれば自分がしたいことに到達できるか、国際という面から中高生に熱く語ってくださった座談会でした。